劇団静芸「アトリエ公演2017」秋
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『父と暮せば』
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ひっそり生きてきた若い女性の、絶望のどん底からの「再生の物語」。2010年4月に亡くなられた劇作家井上ひさしさんが、被爆者の書いた数百編の手記を拝むように読み込んで書き上げた同作。海外公演や映画化もされた名作二人芝居。
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■特別プログラム(開演10分前)
朗読「一九四五年八月六日の朝」
【出演】山田奈旺・生井節子/高橋実桜・新生聡子
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作:井上ひさし/演出:長谷川哲夫
主催:劇団静芸
【日時】
2017年11月3日~5日(日)の三日間
[上演時約90分予定]
(1) 2017年11月3日(祝) 18:00開演
(2) 2017年11月4日(土) 14:00開演
(3) 2017年11月4日(土) 18:00開演
(4) 2017年11月5日(日) 14:00開演
【注】各日、上演時間が異なります。
※ 開場は開演の30分前
【入場料】 一般 1,000円、学生前売 500円(全席自由)
※座席数(各約21席)に限りがございますので事前にチケット購入をお願いします。満席になり次第札止めとします。
※基本的に駐車場の用意はありません。交通公共機関でお越し下さい。(優先駐車場の使用は要相談)
【会場】劇団静芸Studio2階
(420-0871 静岡県静岡市葵区昭府1丁目10-37)
※ 客席数 21席 +補助 4席(最大25席)
恋におちた福吉美津江―――
人類史上初めて広島に原爆が投下された1945年8月6日。この日、母親を幼い頃に亡くして父娘ふたり暮らしであった美津江は、唯一の肉親である父を失う。奇跡的に助かった福吉美津江は、三年後の1948年、広島市の比治山東側のバラック建ての小さな家に、ひっそり一人住まいをしながら、図書館に勤めていた。
七月のある日、その図書館に見知らぬ青年がひょっこり現れた。二十三歳になった美津江は、突然恋におちる。とどろく雷鳴に怯えながら帰宅した美津江。そこに現れたのは・・・。
「井上ひさし」による不朽の名作劇。劇団静芸アトリエ公演としてお届け!
<アトリエ公演について> 劇団静芸の芝居を、もっと身近に!
演劇は劇場ホールばかりではありません。劇団静芸の芝居を、もっと身近に感じて欲しいと考え、創造拠点「劇団静芸Studio」を使用した公演をすることいたしました。静岡駅から北部に3.6㎞程に位置する活動拠点の一階は衣装、道具倉庫&大道具工房、二階が稽古スペースとなっています。ここは劇団静芸っていうものを作りだしている泉の源泉。劇場ホールほどの設備も広さもありません。何十年もの間、演劇に打ち込んで汗を流してきた。汗と埃に囲まれた稽古スペースです。手を伸ばせば役者に触れられる会場で、演劇を、さらに気軽で身近に感じていただけると思います。本アトリエ公演は劇団静芸を、もっと深く知っていただくための活動です。
<出演>
福吉美津江 小泉 ひろ美
福吉竹造 長谷川 哲夫
問い合わせなど
劇団静芸ホームページ http://shizugei.jp/?p=1773