劇団静芸創立70周年記念公演「海を渡る娘」
作:小島真木
演出:中川 正臣
日時
6月16日(土) 開場17:30 開演18:00
場所
静岡市民文化会館中ホール
■入場料
一般2,000円(当日販売+300)・学生1,500円(当日販売+200) ※2018.4.1発売開始
劇団静芸 作品ホームページ
http://shizugei.jp/?p=2089
【あらすじ】
ある日、嫁とり前の若者が、隣村に行く途中の山道で、死人を喰うと恐れられている山婆に出会ってしまう。「十日たったら嫁っこを連れていく」と若者に約束した山婆は、ある三人の娘のことを若者に語りはじめた。
男を一途に想い、男に逢いに海の道を通い続けた島の娘…
一人前の女になれるように早く祝言を上げてもらえるようにと、一人で田に苗を植え続けた百姓の嫁っこ…
気は優しいが、大力(たいりき)だったばかりに夫に恐れられてしまった妻…
山婆が若者に伝えたかったこととは何か・・・。さて、そのうちに約束の十日がやってきた・・・。
おんな達は、全力で「跳んだ」。その光がたとえ微かでも。
希望に手を伸ばしてきた姿を、語り継ぎ託してゆく。
珠玉の民話に紡がれてきた、故郷しずおか。