弔電

同窓生が亡くなった。先週、リアルグリーンのオンライン稽古の直前、ファイブスターの稽古についてLINEでやり取りをしている最中に連絡が来た。その連絡もLINEで来た。葬儀場の住所などもスクショでもらった。そういう時代なのだろう。ただまだ、そのことに慣れてはいない。
中学、高校、その前の養護施設も含め、それなりに長い年月、近くにいた人間だ。話した分量は多い。高校を出てから接点がなくなった。接点がなくなってからずいぶん経ってから、旧に電話が来た。静岡駅で会った。30分ぐらい話した。それも十年以上前だ。
実感はない。会っていなかったからかもしれないし、連絡などがLINEで完結したからかもしれない。実感したくないのだ、とも思う。

弔電を出した。これもモニタ越しだ。NTTのサービス。台紙を見て、料金を決める。そのあと気づいたのだが、弔電の文字数でも料金が変わる。迷う自分を笑う。

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