アメリカの作家。故人。パンク?その時代の人じゃないけど、先駆者かも知れない。
初めて読んだ。壊れ方が見たい。
短編集。
いちばん最初に、表題作、「町でいちばんの~」がある。悲しい。いちどはい「下がった」ら逃れられない。
他の短編は、もう少し力強い。暴力的に、力強い。
自分の机の上に長いこと「コンチネンタル・オプの事件簿」がある。そのせいか、ブコウスキーのこの本に、ハメットに似たものを感じた。
ブコウスキーは、抑制されていない暴力。
ハメットは、抑制された、暴力。
……人が死ぬ物量はハメットの方が多いか。

コニー・ウィリス、「ブラックアウト」「オール・クリア」