【読書】「喧嘩(すてごろ)」黒川博行。今のところ頭の中では横山と佐々木。

ドラマ・映画にもなっている「疫病神」シリーズのうちの一冊。第6作とのこと。このシリーズは初めて。いきなり6作目から読んでしまった。とりあえず問題はない(おい)。それは最初から読んだ方がいいんだろうが、本文の中で何回かさりげなく説明があるので、読んでいて分からないことはなかった。この辺がベテラン作家の強みであろう。
怪しいコンサルタント、二宮と暴力団組員、桑原の2人が主人公。スカパーだったかのドラマでは濱田岳が二宮、北村一輝が桑原。映画では関ジャニ∞の横山裕が二宮、佐々木蔵之介。根拠はないが横山&佐々木の方が取り合わせはいいような気がする。脳内変換は横山&佐々木だった。とにかく佐々木蔵之介の桑原は見たい。
「金が欲しい」と二人はひたすら動く。葛藤がない。それが面白い。お互いの行動が、もう片方には予想外だったりする。うまい食事のことを気にし、女のことも気にする。その部分、ストーリーとはあまり関係がない。それも面白い。
今回の材料は、地方議会の選挙。大きな声では言えないが、現在でもどこかで実弾は飛び交っているそうな。一票、二万とか。怖い怖い。
このシリーズ、出版社が一定していない。新潮社、講談社、幻冬舎、角川……。それもあってシリーズの順番が分からなかった。金策でも、2016年の本書は角川、その次の新作は文春から出ている。珍しいと思う。

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