LINEマンガ無料(だった)「少女ファイト」日本橋ヨヲコ1~3巻

少女ファイト(1) (イブニングコミックス)
まっとうでない学生生活を送ってきたせいか、「部活ノリ」というヤツにはついていけない。「青空エール」なんて読むと、いや、いい話なんだよ、いい話なんだけど、ほぼ全巻一気に読んでしまったぐらい素晴らしい恋愛物語なんだけど、「部活、そんなに頑張らんでも……」と、つい、つい自分の中の悪いおじさんが思ってしまう。自分よりも部活に優位をおく、部活にすべてを捧げる、という考え方は美しくもあるけど、ちょっと怖い。ような気がする。
「少女ファイト」いい作品だと、作品名をよく見かけるが、上に書いたような部活ノリがあるように思えてこれまで手を出さなかった。日本橋ヨヲコさんの絵って、いや、線って。怖いじゃないですか。美しいんだけど怖い。あの太い線で描かれたジト目は、現在の漫画界で一、二を争うほど怖い(個人の感想です(笑))。その迫力と熱さで、スポーツという執念の不安定な部分を描かれてはたまらんなあ、と、あなたでも思うでしょう(個人の感想です(笑))。
が、読んでみたら。無料になっていた三巻まで読んでみたら、意外に爽やかな読後感で。つまり、主人公以外の登場人物がみな、エキセントリックで、自分の欲望に素直な人たちだらけで、そんな人たちが懸命に練習する、懸命に携わりたいと願うバスケというものが、門外漢である自分にも、とても素敵なものに思えた。このエキセントリックな人たちは、部活でなく、自分自身を、自分自身のやりたいことを自分の中心に置いている。そこにとても魅力を感じました。
(とはいえ……現在15巻まで絶賛発売中……。無料で3冊まで読んだけど、あと12冊買うのはためらう。いや読みたい。読みたいんだけどガマンしたい。悩ましい、読書の秋の夜長ではある)

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