読んだ本 ジャック・ロンドン(柴田元幸、訳)「火を熾す」

火を熾す (柴田元幸翻訳叢書―ジャック・ロンドン)

読書談義で、ジャック・ロンドンの短編集「火を熾す」を取り上げた。柴田元幸叢書、ということで翻訳家の柴田元幸さんが選び、訳したものだ。Amazonさんによると、俺はこの本を2010年に買った……らしい。実はそのまま本棚の奥で眠っていた。あらためてAmazonさんを見てみると、たいへん下世話な話だが、値段がそれほど下がってない。あ、下がっていないどころか、上がっている。定価2268円だが中古品3000円からになっている。俺の持ってる本では珍しい。……売ってしまおうか。ウソです。

ジャック・ロンドンで有名な作品は「野性の呼び声」と「白い牙」だ。だからなんとなく、”動物の人か”という思い込みがあった。調べてみると、作品が多い。やたら多い。そしてもっと調べたら、生涯が、波瀾万丈。

以下に書くことは、Wikipediaの要約なので、出来ればそちらを見てもらった方がいい。ただ面白かったので、気になったところをまとめてみた。

1876年にサンフランシスコで生まれるが父親と母親は「結婚したのか分からず」……結局母親は「自殺未遂」し……「父親とは別れ」、その後母親は実直な労働者と結婚した。その後一家は別の街で「食料品店をはじめるが失敗」し……「各地を転々」。貧しい生活が続きジャックは家計を助けるために「朝夕の新聞配達」……「氷屋の配達係」……「ボウリング場のピン立てボーイ」として働き、その後小学校は卒業するが「貧困のために進学出来ず」……缶詰工場で「1日14~18時間働き」、サンフランシスコ湾で、仲間たちと牡蛎荒しをはじめ、やがて「牡蛎泥棒の王子」と呼ばれるようになり……ぜえぜえ。まだ人生3分の一だ。

「馬に乗った水夫」という書名の、ジャック・ロンドンの伝記があった。きっと上記のようなことが書いてあるのだろう。表紙に載っている、ジャックがハンサムだ。読む前に少しイラッとする(おい)。

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