少し前だが、ふじのくに芸術祭の、「文学部門意見交換会」に行ってきた。
あんまり分かりやすい話ではないが、ふじのくに芸術祭では、企画委員と実行委員というのが存在する。
企画委員がその年の方向性を決め、実行委員が実行をする、という枠組みらしい。
従って、実行委員の意見というのは、あったとしても、全体の枠組みや方針には反映されない。(実行委員は、演劇協会のような全県的な文化団体から委嘱されている。)
しかし、演劇の場合でもそうだが、静岡県の中での、地域での演劇の創られ方など、地域の中での文化活動については、企画委員より実行委員の方が親しんでいることが多いようだ。
実行委員が、芸術祭の運営について意見を交わす場は、自分が実行委員になってからのここ何年間ではなかった。そういう場が欲しいという意見が毎年実行委員から出ていたくらいだ。今回、おそらくは県の方の尽力で、こういう会が開かれた。ありがたい。

11月17日(日)、劇団からっかぜ「高き彼物」