本番が終わったのでコメダに行った。だって少しはまったりしたいじゃないですか(笑)。
日経エンタテインメント12月号、連載コラム「テレビ証券」での、TBSドラマ「コウノドリ」への言及について。
*前作に対し、ちょっとドラマチックな方向へ触れつつあるのが気になります。
*前作はあえて平凡と思われる題材に深く切り込むことで物語を見せたよね。いわば再発見系のカタルシス。
という言葉があった。これは、どういうことか?
作り手が真面目で誠実であるために、扱う問題が大きくなり、そのために前作が持っていた魅力の一つである”身近さ”が薄れたということではないか。
と、自分で自分に解説してみた。
深刻さとどう対峙するか。これはすごく大事なところ。
P24の、ハリウッド映画についての短いコラムも、それに通じるところがある。
井上ひさしさんのことばが思い出される。
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」