弘前劇場長谷川さんのお言葉

昨日、7月22日(土)、常葉大学主催のシンポジウムに観客として参加。
全然知らなかったのだが、弘前劇場の長谷川さんが来静されるということで、行きたくなった。
長谷川さんの話も、もちろん面白かったのだが、静岡市の方の話も興味深かった。
質問をする時間があったので、つい、聞いてしまった。
「”静かな演劇”はカタルシスを否定するもののようだが(これについては、平田オリザはそうだと言ってた、はずだ)、見ているかぎりではドラマは内包されているように思う。長谷川さんはその辺をどう思われるか?」
……いや。演劇的にとてもとてもとてもマイナーな質問だということはよく分かっている。まちづくりをテーマとしたシンポジウムなので、そんなこと聞いてもたのお客さんにはご迷惑だろう。ただ、ながねん考えてきた疑問だったので、つい、聞いてしまった。
長谷川さんは、「自分では、自分の作ったものを”静かな演劇”だと言ったことはない」とおっしゃりつつ(確かにこれも、どこかのインタビューで聞いた気がする)ていねいに答えてくださった。
会が終わった後、ご挨拶させていただく機会を得た。そのときさらに踏み込んだ質問をしてしまったのだが、とても面白い、興味深い、芝居を作るのにとても大きなヒントとなる、答えをいただいた。それについては、消化できるまで書かない(笑)。

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