「ライオンキング―ブロードウェイへの道」ジュリー・テイモア。
ミュージカル「ライオンキング」のメイキング本です。大判で、舞台写真なんかも載っています。
こちらも作っている人間のせいか、セットを立て込んでる写真なんかあったりすると燃えます。
名前の出てきた”ジュリー・テイモア”さんは、「ライオンキング」のオリジナル版、ブロードウェイで制作されたときの演出家です。
もともとインドネシアや日本などで仮面劇・人形劇の研究をされていて、インドネシアでは人形劇の劇団を結成されたこともあるとか。その体験が、「ライオンキング」の独創的なビジュアルに繋がっているのでしょうね。実物は見たことないのですが、写真見て、むかし、驚きましたよ(笑)
2011年には、ブロードウェイで”あの”スパイダーマンをミュージカル化……。
日本人のデザイナー、石岡瑛子さんがコスチューム・デザインでの参加され、また制作費6500万ドル(50億円以上?)など話題を呼んだ作品でしたが、このときは結局、演出を降板されたはず。プロデューサーと揉めたとか。
ちょうどその時期だったのか……TEDに出演されたようで、映像があります。ご自身で「苦しんでいる」ことをネタにしています。たくましい……。今、冒頭を見直したのですが、やはり作られた作品のビジュアルは圧倒的です。そして、揉めたことを知ってからみると、涙なしではみられません(笑)。やはり演出家は大変だ……(おい)。