昨日、10月29日土曜日、TPSさんの公演「楽屋/命を弄ぶ男ふたり」行ってきました。
(本当は、昨日のうちに感想を書きたかった……書きたかった書きたかったよ~)
とりあえず「楽屋」です。
作・清水邦夫です。
クニオ・シミズです。しみずくにおです。
強調してみましたがそれくらいの劇作家です。それを比較的若い役者さんで演じるというので、少し心配でした。なんといってもしつこいようですが清水邦夫です。それを、今回の上演では、高校生メインの パートもあるということで……そらまあ「どうなるかな」と思いますわな。
見たら。
うん。けっこう繋がってた……というのが素直な感想であります。お客さんは、いい意味で、ちゃんと見れたのではないかと。
演出をする人間として、あの戯曲の取扱いに対し、100%肯定することはできません。
ただ何か
「別のいいところを持ってきた感じ」
でしょうか。
「命を弄ぶ男ふたり」これは。
この上演がどうのこうのではなく、着地点の難しい戯曲だと改めて思いました。
自分だったらどう演出するかと、考えながら芝居を見ることもあるのですが、この作品はどう組み立てればいいのか。パッとはは分かりません。
美しさと生々しさが、自分の頭の中で拮抗しています。
意外と下世話でもいいのかもしれない。