ブログ更新 Amazon、Kindleの日替わりセールが海野十三の短編集で驚いた。

海野十三火葬国風景

今更だが、今日(9月5日(月))のAmazon、Kindle本の日替わりセールが、海野十三の短編集だったので驚いた。

海野十三は日本SFの草分けの一人だ。
太平洋戦争前に、軍事科学小説を量産。「宇宙戦艦ヤマト」の沖田艦長の名前「沖田十三」は、海野十三からだと言われている。が、高名な人だが、現在では知る人ぞ知るという存在。自分も名前は知っているが作品は読んだことがない。だから、Amazonのセールに出ていて驚いた。
いま、Wikipediaで確認。徳島市には海野十三の文学碑があるとのこと。刻まれているという文章が大変興味深い、と言うかすごい。サイエンスフィクションの本質を鮮烈に示している。
Wikipediaより引用
「全人類は科学の恩恵に浴しつつも、同時にまた科学恐怖の夢に脅かされている。恩恵と迫害との二つの面を持つ科学、神と悪魔との反対面を兼ね備えている科学に、われわれはとりつかれている。かくのごとき科学時代に、科学小説がなくていいであろうか」

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