ブログ更新 らせん劇場さん「熱海殺人事件らしいもの」

20160703_174222熱海パンフ 小さい

日曜日にらせん劇場さんの公演を見てきた。「熱海殺人事件らしきもの」ということで、つかさんの熱海を若干脚色されたらしい。とはいえ、ご存知の通り熱海殺人事件にはバージョンがたくさんある。今回の演出の秋山さんにしてもどのバージョン見たのか覚えてはいないとのこと。どこを脚色されたのかはわからなかった。「熱海」という脚本の前ではそれは問題ではないと思った。
やはり「熱海殺人事件」という脚本の力はすごい。
人に見下される悲しさ。人を見下したいエゴ。誰もが誰かを見下したいのだという欲求を描き、しかも最後には見下した人間を許している。
演技としては、個人のリアリズムだけで取り組むことは難しいので、作品全体の中で、何が必要なのか考えることを必要とされるのかと思う。キャラが何を言いたいのか考えることと、作品が何を言いたいのか考えること。どちらも大事なのだけれど、後者の方を考えるべき芝居なのかと思う。

7月7日に追記

今日たまたま読んだ日経エンタテインメントで、現在「新・幕末純情伝」を演出している岡村俊一さんが言っていた。
「つかさんの芝居は、2時間の中に、良いこと、悪いこと、上品なこと、下品なこと、楽しいことに悲しいこと、全ての感情を押し込めているんです」

俺の言葉より何倍も響く……。

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