感想「いやーっ。頭のええひとやわぁ」
ちきりんさん、ネット論客のおひとり。
ちがうか。アルファブロガーか。でもアルファブロガーのアルファってなに?さておき(おくなよ)。
ブログなど記事はもちろん読んだことはあるが、一冊の本で読んだのは初めて。読み終わった第一印象(さっきも書いたが)「頭ええなあ、このひと」
*自分の周りにあるものの「価値」について考えてみよう。
(レッスンとしては、身の回りにあるものに値段をつけてみよう)
*あなたが既に持っているもの(知識、経験)にも、なにか価値はあるのかもしれない。探してみよう。探す練習をしよう。
最初に書いてあるのは、こういったことだと思う。引き込まれる。
それから。
自分はこれまで、「公」による規制にはけっこうな必然性があると思っていた。いまでもそうだ。規制がなくなったら、薬害やら廃棄食品やら、怖いことは多くある。
が、この本の半ばで著者は、弁護士と医師の比較から、規制によって、困らなくてもいいかもしれないのに困ることになっている、そういう生活者も多くいるのかもしれないということを示してくれた。自分はこれは気が付いてなかった。収穫だった。