「風光る」「ファミリー!」で有名な渡辺多恵子による、アイドル業界を舞台にしたマンガ。
Smap騒動のさなかにこんな記事も出てた。
SMAP解散騒動の真相なんかどうせ分からないんだから『はじめちゃんが一番!』でスッキリしませんか?(マンガHONZ)
去年、たまたま、読み返してた。
事務所という枠の中で、枠を利用したサヴァイブの仕方を教えてくれる。枠を楽しむ、ということか。
その意味では「日本的」なのかもしれない。
(枠の壊し方は、教えてくれない。)
別のことだ。最後のクライマックスで、この作品は、「空虚」というものについて、とても大切なことを描いてくれている。と、思う。
「空虚」の魅力と、恐ろしさについて。
この作品からの問いに、20年以上経ったいまでも、答えることが出来ないでいる。