映画監督が書いた映画の内幕本は好きです。
伊丹十三さんや村上龍(映画監督じゃないか)のものをよく読みました。
写真家、蜷川実花さん。我々にとっては演出家、蜷川幸雄さんの娘さん、というイメージも強いわけですが、その方の映画監督としての第一作、「さくらん」についての記録です。”かの”「ヘルタースケルター」についての本じゃあありません。自分はまだ「ヘルタースケルター」は見ていません。
「さくらん」は見ました。
「さくらん」冒頭で、夜空に満月が浮かび、その満月があまりに美しく、「映画は絵がキレイならそれだけで成立する」そう思ったのを覚えています。
しかし途中まで見て思いました。「絵がキレイなだけの映画じゃない」
「バランス感覚の良さ」
自分は「バランス感覚の良さ」を持っている。御自分についてそうおっしゃっているところが印象に残っています。
もちろん、作品を作る力を持っているからこそ、という前提はあると思います。しかしそれだけでは、作り続けることは出来ないのかもしれない。
確かに「さくらん」は、余分なところがほとんどない、すっきりとしたエンターテイメント映画でした。
この本の中には「少しバランスを取り過ぎたかも」という言葉もありました。
だから「ヘルタースケルター」は、少しバランスが悪い、そう思わせる映画なのかもしれません。
だから自分は、まだ見ていないのかも。

【#読書】「ドラマ・シティ」ペレケーノス。良かった。貴重なハードボイルド。しかし●は●●ほどではない(笑)。●派の人はご不満かも(笑)
コメント
初めてブログ,拝見しました(ごめんなさい)
へルタースケルター,つっちーと同級生の息子は
もう三回も観たそうです。→私は観ていません。
で,Juliet,良かった。ホントに。
あ,ひなまつりの日のユニットもよかったですよ。
あの
またブログに遊びに来ていいですか?
えと
正直読みたいブログです(^^)