見るつもりはなかったんです。
いやらしく多少物事になれた演劇人(哄笑)として、静岡に来たから見に行くというのもどうかと(笑)。見たかったら東京へ行くと。座組としてもそれほどそそられなかったし。
ただ、金曜日に、当日券がでるというツィートを見かけて。
そうか。
静岡だったら、近場だったら当日券並んでもいいなと。
真面目な話、東京や名古屋まで当日券狙いで行って、買えないとツラいものがあります。だからあまり当日券狙いはしません。ですが近所なら。おおそうかこれは近場で上演する特権だと思い、
行ってきました。
開演時間が14時、一時間前の13時から当日券の販売を始めると、HPにあったので、12時20分に、上演場所の静岡芸術劇場に行きました。その時点で、並んでいるお客さんが……20人ぐらい。根拠はありませんが、あきらめるほどは並んでいなかったように思えたので自分も並びました。そのあと並ぶ人も増えました。自分が着く前に並んでいた人数と、同じぐらいの人数が自分の後ろに並んだような気がします。いざ入場するときに、係員さんにより当日券待ちの私たちが半分に分けられ、その区切りがちょうど自分だった(ので、自分より前の半分の人数の方のチケット販売処理が終わるまで、外で待つ時間が多かった(笑))から、待ってる人はどんどん増えたのだと思います。
ただ幸いにも、チケットは買えました。
チケット買った後、ロビーで一休みなどしたのですが当たり前だけどお客さんが多かった。知り合いもたくさんいました。芝居の興業って、やっぱりお客さんが多い方がいいですね(しみじみ)。
写真は、開場前の舞台です。
この時点で、はっきりと分かる舞台装置はありませんでした。
開演してからの世界の作り方はやはりお見事です。かみです。かみが世界を作りました。
芝居の感想はまた書きます。
書けないかもしれません。

ル・グイン「ゲド戦記」の読書会でティプトリー・ジュニアを思う。