ブラックペアン1988 | |
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海堂 尊
講談社 2007-09-21 |
面白かったですね。やっぱりこの人面白いなあ。
「チーム・バチスタ~」のシリーズ以外だと初めて読みます。でも確かに面白い。
最終ラストはちょっとアレかもしれませんが、そこまでのもって行き方がしっかりしているので気にならないというか(笑)いいんじゃないでしょうか。
「チーム・バチスタ~」のシリーズよりも、ちょっと文章が粘っこくなっているような(笑)。
「チーム・バチスタの栄光」を読んだときは、「おもしれ-。でも文章固てー。でもおもしれー」と思ったものです(笑)。月日は流れたなあ(笑)
月日が流れたといえば、この小説の出だしは1988年、昭和63年なんですよね。自分が社会人になったのが昭和64年、平成元年なんです。この小説の主人公と、同世代と言えるのかもしれない。妙な時代でしたよ(笑)。いまもそうかもしれませんが。