遙かなり神々の座 (ハヤカワ文庫JA) | |
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谷 甲州
早川書房 1995-04 |
ネパール奥地を舞台とした大傑作(笑)山岳冒険小説。
当然再読(笑)手持ちは文庫じゃないっ!
久しぶりに読み返して「謎」や「筋」が、この小説の中でそれほど大きなウェイトが置かれていないことにいまさらながら気付く。だからこの話は冒険小説として傑作なのかもしれない。
自分は山とは縁がない人間ですが・・・
谷甲州の「山」と夢枕獏の「山」は違うし、
村上もとかの「山」とも違うし塀内夏子の「山」とも違う。
・・・つらつら並べてみましたが、最近「山岳もの」のお話って少ないですね。演劇人と同じように、減っているのでしょうか?あ!前言撤回。あれがあったか・・・「岳」が・・・。しかももうじき映画も公開?読んでないんだよな・・・(激しく反省)。