「ジェネラル・ルージュの凱旋」海堂尊

ジェネラル・ルージュの凱旋
ジェネラル・ルージュの凱旋
おすすめ平均
stars医療で金儲けをしろと総務省はいう。それでいいのか?
stars田口先生もがんばった
stars本作、シリーズ最高傑作の呼び声は(おいらのなかで)高い
stars最高です
stars構成がいい/特に泣かせどころは嬉しい限り

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 「チーム・バチスタの栄光」を読んで、すごく面白かったんだけどこの人あまり小説はうまくないなと思い、しかしその後ずいぶんたくさん本を出されているし、その辺は変わったんだろうと思って読んだらその辺は変わってなかった(笑)。
 **がなんで**に嫉妬するのかよく分からんし、**がなんで最後に**に反旗を翻すのかも分からない。*****・****(字数あってるよな)というのも大切なことなんだろうけどどうもよく分からない。
しかしそのすべてをひっくり返して、ジェネラル・ルージュというキャラクターは素晴らしかった。そのまわりの医師、看護師たちのキャラも見事でした。
この小説自体はフィクションなんだけど、作者は医師なので、実際の現場の姿がキャラクターたちの背後から透けて見えます。命のやり取りに日々向かい合っている方々の緊張感が垣間見えて、我が身と引き比べてしまいました。考え込んでる場合じゃないよね。いろいろ。
この速水を、映画で堺雅人はどう演じたのでしょう?見てないんですよ気になりますね。
これは見なければならないでしょう絶対。
あと、この「ジェネラル・ルージュの凱旋」は、その前に出版された「ナイチンゲールの沈黙」と対をなすモノなんだそうです。だから、先に自分があーだこーだ言ったことも、「ナイチンゲールの沈黙」を読めば書いてあるのかもしれない。シリーズ物をバラバラに読むなということでしょうが、図書館にこれしかなかったんだから仕方がない。とにかく堺雅人は気になってたし(笑)

コメント

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