エッセイはそこそこ読んでるが小説はほとんど読んでない作家シリーズ第一弾
(か、第二弾か第三弾)
なぜだか「カッシーノ」とか「サイマー!」とか、バクチ系のエッセイだけ読んで、それもかなり何度も再読して、けれども小説は2冊程度しか読んでない浅田次郎さんです。
この「初めての文学」は中高生が対象だと思われます。そのために、初めての読書のために、浅田さんの短編を選りすぐったモノのようです。“より抜きサザエさん”ならぬ”より抜き浅田次郎”です。面白くないわけがありません。
自分がこれまでに読んだ小説は「地下鉄に乗って」と、確か天切り松のシリーズの最初の作品。「地下鉄に乗って」は、なぜだかいま一歩、いま一歩のれませんでした。けれどこの本は面白かった。「初めての文学 浅田次郎」は面白かった。
バクチ系エッセイを読んでいても、「浅田さんは本当に小説が好きなんだなあ」と思います。
こんなこと言うのはおこがましいけど、浅田さんは小説の神様に愛されてる。
けどそれは、それは浅田さんが小説の神様を、本当に愛しているからなのでしょう。なんつって。赤面。
リンク: マグロ食卓から消える? : 小町キャスター くらし報道局 : トレンド : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).
今朝方チラリと見たNHKの番組で、どこかの国際機関でマグロの漁獲規制が討議されているとの情報。そのことも「おい!」と突っ込みを入れたくなるがもう一つ謎なのが、その規制を提案したのが「モナコ公国」だということ。ジオン公国ではない…すみません、モナコ公国です。
しかしモナコといえば、とにかくちっちゃい国のはずだ。確か港はあったと思うけど、止まってるのは金持ちのクルーザーやヨットばかりでしょ(若干偏見あり)。すくなくとも大漁旗を掲げたマグロ漁船が、ずらっと並んでる(その横にビキニ姿のセレブが歩いてる)図は想像できない。それほどマグロに縁がある国とは思えない。
別口で調べた記事によると、なんでも
「モナコ公国元首のアルベール2世が、難局を旅行した際に、海洋学者の祖父が撮った南極の写真に比べて氷が激減しているのを見て何とかしなければと、環境問題に熱心に取り組むようになったという」
元記事はこちら
http://news.livedoor.com/article/detail/4296670/
先の読売新聞の記事の感じだと、マグロを捕れなくなることはなさそうだけど、漁獲量削減はすることになるのではという感触。
マグロの値段が、上がったりするんですかねえ。
それともうひとつ、そのNHKの番組でちょっとだけ出てきたニューヨークの寿司屋さんがありまして、日本人の方が経営されてるそうなんですがそこで
Sustainable Sushi つまり、「持続可能な寿司」(笑)という言葉が出てきました。
いま調べてみたら、そのお店だけのキャッチフレーズではなくて、そのタイトルの本もあるとか、ホームページもあるとか。
「持続可能な寿司」…このキャッチフレーズは、ちょっと楽しい。
こういうことを思いつき、しかもそれをこじゃれたカタチに仕立ててしまう。アメリカ人の強さだなあと思います(若干偏見あり。だいたいがアメリカ人の人が言い出したのかどうか調べてないですから(笑)。違ってたらすみません)