夏から夏へ | |
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佐藤 多佳子
集英社 2008-07 おすすめ平均 |
祝!陸上400メートルリレー銅メダル獲得!
祝!その予選通過のおとといにこの本を読み始めたオレ(笑)!
大阪の世界陸上、そのときの400メートルリレー走者4人にスポットを当てたドキュメンタリー。
走者のみなさんの言葉を読んで思った。みなさん知的だ。落ち着いて、理性的に自分のことを話す。Numberなどで多少は陸上選手のインタビューを読んだことはあったが、今までこのようなクレバーさを感じたことはなかった。著者ならではということか?スポーツジャーナリストにとっては、それはもしかしたら当たり前のことなのかもしれん。
印象的だったのは次の一文。
「~のような日本代表クラスの選手になると、これをやったら絶対に結果が出るというような教科書的な練習方法はない。自分でとことん考えて手探りでやっていくしかない」
一流のスポーツ選手というのは、イノベーターでもあるわけだ。
マニュアルなんてないし自分で手探りしていくしかない。