![]() 夢はトリノをかけめぐる |
東野圭吾の、トリノ五輪観戦記。いやその前に、冬季五輪で行われる競技のいくつかを紹介した文章が入っている。
新しい台本を書いていて、そのための資料に使えそうな本の、ウチの本棚で隣にあった。つい再読してしまった。
この人のエッセイは楽しい。とても率直な、飾りのない文章で、愚痴も悪口もバンバン入っている。人気商売なんだから、そんなこと書いて大丈夫かと、こちらが心配してしまうようなことも書いてある。他人のこともネタにするが、それ以前に自分のこともネタにする。それが関西人の血というものなのだろうか。
小説はまだ読んだことがない。雑誌などで断片を読んだことはあるのだか、続けて読みたいという気分にはならなかった。小説としては、自分は飾りのある文章の方が好きなのかもしれない。「ガリレオ」の放送も終わったことだし、そのあたりからもう一度試してみようかと思う。
このページは xfy Blog Editor を利用して作成されました。