「こけらおとし」堀内 敬子


こけらおとし―シアタークリエ開幕三谷さん、ここまで語って大丈夫?

先週、熱を出してる間に読んだ。割合と、いや割合とじゃなくても、薄い、本だ。
副題にもあるように、「シアタークリエ開幕」云々と表紙に書いてある。シアタークリエのオープンについてのドキュメントかと思った。新劇場の新支配人が女性だというのはどこかで聞いていたので、その人が書いたのか、と。違った。役者さんだった。
著者は、プロフィールによれば、舞台(新しい方ね)「12人の優しい日本人」にも出ている、「コンフィダント~」にも出ている、映画「有頂天ホテル」にも出ている、最近の三谷さんの作品では常連といってもいい方、らしい。知らなかったのが(知らなかった)申し訳ないような気もする。だからどうだということでもないが。
「ここまで語って大丈夫?」というほど語ってはいないような気もする、が、最後の著者と三谷さんの対談によると、「稽古場の様子をいままで表に出したことはない」んだそうで、そーゆー意味では貴重な記録なのかもしれない。
しかしなんだか、文章で心が洗われました。ちょっといい本。

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