ノートン先生

 そういえば以前、ノートン先生をテレビで見かけたことがある。詳しい紹介はなかったが、ノートンという名前と、ずいぶんと老けてはいたが昔パッケージにでかでかと載っていたあの顔だったから間違いはない。もっとも日本人には、ああいった金髪で、セルフレームの眼鏡をかけたアメリカ人はみんなケント・デリカットに見えてしまう。ああ、そういえばケント・デリカットは今何をしているのだろう(遠い目)。意やそんなことはどうでもいい。テレビに出ていたノートン先生の話だ。
 パソコンとは、全く関係のない番組だった。
 「新日曜美術館」(笑)。
 説明する必要もないとは思うが、NHK教育テレビで日曜日に放送している、美術の紹介番組だ。決して「開運!なんでも鑑定団」ではない。
 どうもノートン先生は、会社を売っぱらったあとは、NYでも有名な、美術コレクターとなったらしい。カメラはどんどんノートン先生の自宅の中に入っていったが、その中には高価そうな美術品がごろごろしていた。
 しかしその、豪華そうな家の中とノートンのためにすっかり時間を無駄にした現在の我が家の惨状を比べると、「俺の金をなんに使いやがったんだ」といった心の叫びが口の中から出てくるのも仕方のないところだろう。
 けれどもそんな心の叫びはノートン先生には届かない。愛にも国境はある(笑)。

コメント

  1. 笑顔 より:

    早く春がこないかなぁ・・・

    やっぱり春が一番。ぽっかぽかの天気で外をぶらぶら散歩したいよ。早く春がこないかなぁ・・・・

  2. 人には誰にもいえないヒミツが一つや二つはある。

    エレナも今とっておきのヒミツがあります。でもエレナは寛大だから隠さないよ。そのヒミツとは・・・・・

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