一応演劇人たるわたくしである、
ゼンダ城の虜
と言えば
野田秀樹と夢の遊眠社の初期の傑作にして最終公演作品、
ではなく、
じゃん!
これである。
ゼンダ城の虜 | |
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アンソニー・ホープ 井上 勇
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えー、三銃士、というか、マスク・オブ・ゾロ、というか、騎士道冒険小説というやつであろう。
面白かった、なあ。この本には、続編も収録されている。つーか続編の方がたぶんちょっと、長い(笑)。しかし解説にもあるように、やはり最初の作品の方が、面白い。
そりゃそーだ。でなきゃ続編の方が有名になってる。
感想はね、昔のひとはあっさりと人を殺すな、と(笑)。騎士道を発揮して、やっちゃうわけなのね。今のひとみたいに100ページぐらい使って悩んだりしないのね。それと、昔でもヒロインと、けっこうチュッチュチュッチュしてるなあ、と。さすがに一線は越えてないんでしょうが。越えてるのかな(笑)。