原作、佐藤正午。主演、原田泰造。金曜日までサールナートホールの3階(・・・懐かしい・・・(>_<))で上映中。 原田泰造が魅力的だ。 いや、あの顔が好きだというわけではない。だったら豊川悦司ならいいのかと言えばもちろんそういうことでもない。台所で後ろから抱きすくめられるとしたら、田辺誠一だったらいいのかもしれない。冗談だって。 とにかく、この映画の中の原田泰造は魅力的だ。もちろん、格好のいい役というわけではない。どちらかと言えば情けない役だ。けれどそれが、彼に合っている、と言うと失礼かもしれないが、おそらくそういうことだと思う。 演技がうまい、ということではなく、声や間合いは、かなりの部分で自分のものそのままだと思う。映画は、舞台ではないわけだから、声を作ったりする必要はない。それでも、これだけ引いた-作らない声で演技をする人もあまりいないと思う。 そういった「リアルな」演技というのはたいがい面白くない。けれどおそらく、原田泰造の「リアル」はほかの人間よりだいぶ幅が広い。 すこし、うらやましいと思う。

【メモ】「お砂糖とスパイスと爆発的な何かー不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門」北村紗衣さんがラジオに&急な呼び出しでジャケットを探す
コメント
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oline cainos
ネプチューンの原田泰造が主演する「ジャンプ」
ネプチューンの原田泰造が主演する映画「ジャンプ」を観た。
映画「ジャンプ」は、佐藤正午の同名の恋愛小説を映画化した作品で、原田泰造が演じる平凡な会社員の青年の…