これまた初版。1993年。ということは、俺は十年前にこの本を買って、今回初めて読んだのか(^_^;。十年間埋もれていて、初読み。
いまどきの、ビデオ屋あたりにあるSF風アニメーションの中に含まれている要素は、この本の中に全部ある。孤独も破壊も、エロもグロも全部。十年のあいだに他の作り手に吸収され、学習され、評価され、それでもまだ何かが残っている。
ただそれでも、もっと早く読んどけばよかった(笑)。

【#読書】「怪物ベンサム 快楽主義者の予言した社会」 土屋恵一郎(講談社学術文庫) ミイラは空を飛ばない