Time stands still
いまやカウントダウンが始まりまくっている(^_^;、サールナートホールでコンサートがあったのでちょっくら行ってきました。以下パンフから抜粋。
波多野睦美とつのだたかしは1991年にダウランドのリュートソング・プログラムでデュオの活動を開始。16から18世紀の歌曲をレパートリーとして数多くのコンサートとCD録音を行っている。400年の時を越えて歌に生き生きとした表情と命を与える二人の演奏は聴く人に深い印象を残し、「一台のリュート伴奏だけで歌手がこのように豊かな表現が出来るとは」(「Early Music Review」)と絶賛された。
澄んだ音色の歌とリュートの音が、まるで高い山から湧き出る清水のようで、聞き手の心の裂け目やとげを、穏やかに埋めてくれるような気がしました。ところどころで、歌詞を説明してくださったりしたのですが、聞くと内容は暗いラブソングのようで、古今東西、根の暗いラブソングは人の心を癒すのだろうかと(笑)、妙なところで納得したりしました。
なんというか西洋の琵琶のような、リュートを弾いていらしたつのだたかしさんは、「恐怖新聞」のつのだじろうさんのお兄さんとして一部で有名なわけですが、わりあいとまるまるとしていらして、二時間弱のコンサートのあいだついに一言もしゃべらなかったことなどとも合わせて、「小さなお茶会」というマンガに出てきた小説家の猫さん(名前忘れた)に見えて仕方がなかったのでした。失礼いたしました~。

あらためてサン=テグジュペリと宮崎駿について