本棚の整理をしていたら出てきた、そういう感じです。久しぶりに、読み返しました。
SFです。SFが、ハリウッド映画やアニメーションになる前のSF。自分の想像、創造したイメージを伝える武器が、言葉しかなかった時代のSF。
「SFとは絵だねぇ」という、野田昌弘さんの言葉があったような気がします。SFとはもしかしたら、作家が創造した異形のイメージを、他者に伝えるためのフォーマットだった。確かにSF読みはまずアイディアとガジェットに感動しました。ストーリーやキャラクターは二の次、三の次でもかまわなかった。
だとすると現在、SF「小説」が苦しい立場におかれていることは、仕方のないことなのかもしれません。いまでは「言葉」よりもイメージを即物的に伝える方法は、いくらでもある。

ドラマ BORDER 贖罪
コメント
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